真正ラベンダーとは / Lavandula angustifolia
ラベンダーは大きく分けると原種とラバンジン、スパイクラベンダーなどの亜種があります。亜種と区別するために原種のラベンダーを真正ラベンダー(トゥルーラベンダー)と呼んでいます。これらの見分け方は、真正ラベンダーは、背丈が低く1本の茎に穂がつき、つぼみから花びらが突き出ています。スパイクラベンダーは3本に枝分かれをしていて、つぼみのような小さい穂をつけています。ラバンジン3本に枝分かれし、花がもっこりしているのが特徴です。真正ラベンダーは中でも南仏プロヴァンス地方が原産のものは、フランス政府から品質が保証された最高級の精油が採れると有名です。ヨーロッパでは、古くから薬草として活用されてきた歴史があります。
- ※使用上の注意※
- 低血圧の人は血圧を下げすぎる恐れがあるので注意。
※ペパーミントなど血圧をあげるものと一緒に使うことで調整することができます。
as just a piece of knowledge〜ラベンダー
真正ラベンダーは、リラックスに良いと言われる精油のひとつです。
その香りによる歯科診療時のストレス緩和効果の調査研究がされました。
女性16名を対象とし、真正ラベンダー精油の香りを嗅ぐ群と無香の群に分けて、唾液アミラーゼ活性、血圧、脈泊数などの生理的反応を測定しました。その結果、歯科診療において、真正ラベンダー精油の芳香浴を行うことは、患者のストレス緩和として有用ではないかと考えられています。
「参考文献」日本口腔保健学雑誌・"真正ラベンダー精油のストレス緩和効果-歯科診療時のストレス緩和に向けて-第10第1号 "https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnohs/10/1/10_58/_pdf (参照58-65(2020))
真正ラベンダー精油の特徴
【心ほどける繊細でやわらかな香り】
当ショップでは、プロヴァンス地方の生産にこだわるのみならず、標高1000m以上のとある村に限定して仕入れを行っています。そのため、繊細でやわらかな、心に響く香りが実現するのです。
【あらゆる心と身体のトラブルに】
万能精油と呼ばれますが、特にリラックスタイムの演出に役立ちます。イライラや緊張、不安などでぐっすり眠れなかったり、肌の調子が乱れたときに。
こんなお悩み&シーンにおすすめ
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アロマバスに
大さじ1杯のバスベースや粗塩に精油10滴を溶かし浴槽に入れましょう。 湯気と共に立ちのぼってくる香りを深く吸い込んだら、日頃の疲れや悩みも溶けていく気がしませんか。
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スキンケアに
小さじ1杯のキャリアオイルやお手持ちの美容オイルに1滴足し、小さな円を描くように馴染ませます。自然のチカラで肌本来の健やかさを取り戻しましょう。
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大切な人とのスキンシップに
小さじ1杯のキャリアオイルに1滴垂らし、手のひらや足の裏をやさしく撫でてあげましょう。楽しい会話も忘れずに。大切な人へ、愛情がたっぷり伝わりますよ。
真正ラベンダーを使ったアロマレシピ
RECIPE
暑さで寝つけない時に使えるひんやりアロマジェル
エアコンで寝室を冷やしても、なんだか暑くて眠れないということありますよね。スムーズに眠れる時は、体の深部の温度が下がった時です。 ですが、気温が高い時はなかなか体温が下がりづらくなります。そんな時にひんやりするアロマジェルを使って快眠へとつなげましょう。おやすみ前に使えるアロマジェルレシピをご紹介します。
詳しいレシピはこちらから
セラピストのおすすめブレンド
真正ラベンダー
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サンダルウッド
南フランス・プロバンスのラベンダー畑の中にいるような爽やかでハーバルな真正ラベンダーの香りに、サンダルウッドの奥深い甘さとまろやかな香りをブレンドすると、涼やかな香りになります。これからの暑い季節にハンカチや扇子、精油がつけれるタイプのハンディファンにつけるのがおすすめです。
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![サンダルウッド](https://gigaplus.makeshop.jp/aromastore/images/enjoyaromatherapy/plant_list/sandalwood.jpg)
精油のノートとブレンディング
精油は1種類でも良い香りがしますが、数種類を組み合わせることでより豊かで奥深い香りになります。
精油のノートとは
ノートとは、精油の揮発する早さ、香りが鼻へと伝わる早さのことです。
揮発が早い順に「トップ」「ミドル」「ベース」に分けることができ、ブレンドはノートを意識することで時間の経過によって変化していく香りを楽しむことができます。
代表的な精油
- トップ
- レモン / グレープフルーツ / オレンジ
- ミドル
- ラベンダー / クラリセージ / ゼラニウム
- ベース
- パチュリ / サンダルウッド / フランキンセンス
ブレンドのコツとは?
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NO.1
揮発しやすいトップノートの精油は多めに、香りが長く続くベースノートの精油は少なめにブレンドします。
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NO.2
強い香りの精油はトップ、ミドルにかかわらず少なめにすると、全体のバランスがよくなります。
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NO.3
ブレンドは「スイカに塩」です。意外な組み合わせが、絶妙な香りのバランス、多彩な香りになります。
いつもはあまり使わない精油や苦手な精油をうまくブレンドして、黄金比率の配分を見つけて、香りを楽しむのはいかがでしょうか?