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解説!エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルは何が違うの?

エッセンシャルオイル

最終更新 2024年3月14日

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違い

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違い

「エッセンシャルオイル(精油)」や「アロマオイル」などと称され、商品が販売されています。

「エッセンシャルオイル(精油)」と「アロマオイル」は同じものでは?と認識している方が多いと思いますが、
実は違うのです。
ここでは、両者の違いを説明します。

エッセンシャルオイル(精油)とは

香りが脳に良い影響を与える

エッセンシャルオイル(精油)は、植物の種子・花・葉・果皮・樹脂・樹皮・根などから水蒸気蒸留や圧搾、溶剤などで抽出した100%天然の液体状のエッセンスです。

自然界に存在する天然の有機化合物が数十個から数百個集まった揮発性の芳香成分です。
それぞれの有機化合物は芳香分子となり、鼻から嗅ぐことで自律神経をつかさどる脳の視床下部に作用し、良い影響を与えてくれると言われています

アロマオイルとは

アロマオイルとは

アロマオイルは、フレグランスオイル、アロマエッセンスなども言われています。

香水やフレグランス商品を製造する際に、100%天然のエッセンシャルオイル(精油)を使用すると、莫大なコストがかかり、市場に出るととても高い価格になってしまいます。

そのため、芳香成分の中にある香り(有機化合物)を取り出して、1つずつ精製し、その香りの分子構造を定義付けしました。そして、その分子構造を新たに再編成して、芳香成分である有機化合物を人工的に合成したものです。

この方法で、100%天然のエッセンシャルオイル(精油)に近い香りで、安価な合成香料であるアロマオイルが誕生しました。

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違いは天然か合成か?

となると、この両者の違いは天然と合成の違いだけになるのでしょうか。

いえいえ、そうではない場合もあります。

天然のエッセンシャルオイル(精油)と合成のアロマオイルがブレンドされていることもあるので、商品のラベルに記載されている学名を確認しましょう。

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの見分け方

両者の見分けるのは、大変難しい場合もあります。

迷ったときに、まずチェックすべきポイントをご紹介します。

容器が遮光瓶かどうか?

容器が遮光瓶かどうか

エッセンシャルオイル(精油)は、光や熱によって、変質しやすいので、茶色や青色、緑色など光を通さない遮光のガラス瓶に入っています。

もし、手に取ったものが透明な瓶に入っている場合は、エッセンシャルオイル(精油)ではなく、アロマオイルの可能性が高いでしょう。
まずは、容器に色のついた遮光瓶であるか、確認をしましょう。

ラベルに学名があるかどうか?

ラベルに学名があるかどうか

エッセンシャルオイル(精油)は植物から採れた100%天然のものです。

採取された植物の通称名ではなく、世界共通の学名で表示されているか確認をしましょう。

価格はどれくらいか?

価格はどれくらいか

メーカーが取り扱っている量によって、多少価格の違いはありますが、あまりにも安いものは、合成のアロマオイルであることが多いでしょう。
では、どれくらいの価格が目安になるのか?という問題があります。

分かりやすいものであれば、天然のローズ(エッセンシャルオイル(精油)ではローズオットー)が、5mLで3,000円などは、絶対にあり得ません。

ローズは機械摘みではなく、手摘みであること、蒸留するときには手間が大変かかります。

また、1回の蒸留でエッセンシャルオイル(精油)は少量しか採取されません。

バラの花房で考えるとわかりやすいです。
計算上、ローズオットー1mLの中に、バラが1,300房、1滴(約0.05mL)にはバラ50房が入っていることになります。
花屋で売られているバラ(エッセンシャルオイル用ではないですが)に換算すると、約50万円分のバラが1mLには、入っているのです。

エッセンシャルオイル(精油)にもよりますが、植物から採取できる量や工程、植物の希少さなどから考慮すると、アロマオイルに比べて高いのか、ご理解いただけたかと思います。

色がついているかどうか?

色がついているかどうか

純粋なエッセンシャルオイル(精油)の見分け方の一つに色があります。

基本的に純粋なものは、無色ではありません。

一部には透明に近いものはありますが、茶色やオレンジ色、青色、緑色など色(濃淡はありますが)がついています。

透明なものは、植物油で希釈されていたり、化学的な処理がされた合成のアロマオイルの可能性が高いです。

それぞれの特性を生かして使用しよう

ここまでの流れで、アロマオイルがまるで悪者のようなイメージを持たれていたら、ごめんなさい。

アロマオイルにはアロマオイルの利点があります。
それは、物質的に非常に安定しているので、香りが継続して続きます。また、安価で手に入ります。

植物油に希釈して肌などに塗布せず、香りだけを楽しみだけなら、アロマオイルでも良いかもしれません。
それぞれの特性を活かして、日常生活で利用しましょう。

エッセンシャルオイル(精油)の楽しみ方や、おすすめのシーン・用途

エッセンシャルオイル(精油)の芳香分子を鼻から嗅ぐことで、ダイレクトに大脳に到達し、そして、視床下部の自律神経に作用すると言われています。
エッセンシャルオイル(精油)の香りを直接嗅いで、心身のケアに役立てましょう。

簡単な方法でさっと香りを楽しむ

ティッシュやコットンにエッセンシャルオイル(精油)を滴下して、香りを楽しみます。

初めてのアロマ3本セット

ティッシュやコットンで嗅いでみる>>

ディフューザーで香りを楽しむ

ディフューザーなど、で部屋全体に芳香成分を拡散させるのもおすすめです。

ディフューザー

ディフューザー商品を見てみる>>

アロマクラフトで香りを楽しむ

キャリアオイル(植物油)やアロマクラフト基材などに希釈して、トリートメントやスキンケアに使用できます。

トリートメントやスキンケアに使用

アロマレシピを見てみる>>

アロマオイルがおすすめなシーンや用途

合成香料であれば、香りが長く続きますので、玄関やお部屋で香りを楽しみましょう。

リードディフューザーで楽しむ

100均などの店で、口が狭まったガラス容器とリードスティックを購入すれば、簡単にリードディフューザーができます。
玄関やトイレに置いて、楽しみましょう。

リードディフューザーの作り方

リードディフューザーの材料を見てみる>>

香り砂を作って楽しむ

海に行った思い出に、香り砂を作ってみるのもよいでしょう。
ガラス瓶に、砂や貝殻を入れて、アロマオイルを加えます。お部屋のインテリアにもなります。

香り砂の作り方

香り砂のレシピを見てみる>>

保冷剤を使った芳香材

冷蔵や冷凍食品を購入したときについてくる保冷剤で、芳香材を作ります。
保冷材は、常温時にジェルになるものを使用します。時間が経つと、蒸発していきます。
トイレやキッチンの隅に置いてみましょう。

香り砂の作り方

保冷剤を使った芳香材のレシピを見てみる>>

まとめ

エッセンシャルオイル(精油)は、100%天然のもので、芳香成分が私たちの心身のケアのサポートをしてくれるような特性があります。
その一方でアロマオイルは、安価に手に入れることができ、手軽に使用できるため、大量に使用するクラフト作りに向いています。
エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルは使用する目的によって、使いこなしていきましょう。

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