可憐な桃色の花弁と柔らかな甘い芳香の花のように
古代より女性の美しさを支えてきたオイル
アーモンドはバラ科サクラ属の落葉高木になる実で、地中海沿岸やカリフォルニアなど温暖な地域で
盛んに栽培されています。その実は紀元前4000年頃、メソポタミア文明で食用されていた古い歴史を
持ち、 抽出されたオイルは古代エジプトやギリシャにて儀式やトリートメントなどに使用されていま
した。
アーモンドの仁から低温圧搾法で丁寧に抽出されたオイルはとても高い栄養価を保持しており、新鮮な
ヴァージンオイルには抗酸化や鎮痛・鎮静作用があると信じられていたことから古代では薬剤としても
重宝されていました。
豊富な栄養素
アーモンドオイルには酸化を防ぐビタミンEが豊富に含まれています。 また、ビタミンBや
オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸などの成分により皮膚を柔らかくし肌荒れや日焼けに
よる炎症を和らげる働きがあるといわれています。
比較的刺激が少なく、敏感肌の方や乳幼児にもお使いいただだけるオイルです。
伸びも良く、ゆっくりと浸透していくためキャリアオイルとして理想的なオイルの一つです。
「スイート」と「ビター」種
アーモンドにはビター種とスイート種があり、食用や美容用の原料に使用されるものはスイート種に
なります。ビター種には「アミグダリン」と呼ばれる有毒な成分が含まれていることがわかっており、
海外ではアーモンドの香りづけとして使われる程度で日本では食用としての輸入が禁止されています。
一方、スイート種には「アミグダリン」が含まれておらず、食用やボディケア用の原料として、広く
使われています。