ツボと簡単な押し方
●神門(しんもん)
場所:耳の上部、耳の内側のY字の分かれ目付近
ポイント:自律神経を整え、リラックスを促す代表的なつぼ。ストレスや不眠、疲労感に広く用いられます。
●交感(こうかん)
場所:耳の内側、耳甲介腔(耳のくぼみ)にある
ポイント:交感神経の働きを調整し、過緊張をやわらげるつぼ。慢性疲労やストレス反応で交感神経が優位になりすぎたときに。
●副腎(ふくじん)
場所:耳の穴のすぐ上あたり(耳甲介腔の上部)
ポイント:ストレスホルモンを分泌する副腎と関連するとされ、慢性的な疲れ・ストレス対策に用いられます。
●腎(じん)
場所:耳の内側の下の方、耳甲介腔の下部
ポイント:エネルギー全般や水分代謝と関係し、だるさや倦怠感のケアに役立つとされます。
●脾(ひ)
場所:耳甲介腔の中央やや下側
ポイント:消化吸収やエネルギー生成と関連し、慢性疲労や気力低下を感じるときに。
親指と人差し指で耳をつまみ、上でご紹介したつぼを軽く押したり揉んだりしながら、1回につき5〜10秒ほど、心地よい程度に刺激します。
滑りを良くするために、手作りしたアロマクリームを少量指先に取り、香りを吸い込みながら自分自身を癒す時間を過ごしましょう。
このアロマレシピについて
なかなか取れない日々の疲れがたまると、気分まで憂鬱でスッキリしない気持ちになりますね。
そんな時におすすめなのがレモンの精油です。レモンのさわやかな香りは、気分をリフレッシュさせてくれるため、ストレスでぐったり疲れてしまった時にもぴったりです。
耳つぼマッサージとレモン精油の組み合わせは、気分だけでなく、体にも元気を与えてくれる気がしますね。
忙しさでエネルギー切れを感じた時は、レモンのフレッシュな香りに癒されながら、耳つぼのセルフマッサージで心と体をリフレッシュしてください。